これはNikonの105mmのマクロレンズで撮影した森の中の写真です。
マクロレンズと言えば、接写やクローズアップ、キレイな背景ボケを想像しがちです。
でもそれだけでは勿体ないです。
測光モード次第でいろんなパターンの写真が撮れちゃいます。
この写真でピントが合っているのは、中央あたりのシダの葉。
測光モードはマルチパターン測光。
通常の測光モードでファインダーの全体からまんべんなく測光します。
他に2つ
*中央重点測光
ファインダー中央の明るさを測って露出が決定されます。
本当に中央にです。ピントを合わせた部分ではありません。
中央です。
以下の例でいうとバックの空を測光しているため、手前がシルエットになります。
私がこのモードを使うときはシルエットを主題としたい時なんかによく使います。
*スポット測光
逆光や月など周りが暗くスポットライトが当たっているような場合、
スポット測光は逆光や被写体と背景とのコントラストの差が大きいなど
一部だけ明るいところに露出を合わせたい場合に有効です。
以下の写真はタンポポにだけ光が当たっていたので、スポットにして浮き上がらせてみたんです。
マクロであればこそ、接写にも強く、風景もOK。
スポット測光のタンポポはマクロだから撮れた写真ですね。
お散歩写真のレンズはマクロレンズをおススメしたいですね^^
Nikonユーザーで余裕があれば60mmのナノクリが最高です。
いま時タムロンでもいいのがあります。
キャノンユーザーはEF-S60mm F2.8 マクロ USMがありますね^^