マクロレンズを極めるってことで、特集を行いましたが、
番外編として、スーパーマクロを実現する方法をまとめます。
スーパーマクロ=等倍以上での撮影を可能とする方法です。
逆さマクロとかでも呼ばれているみたいです。
広角ズームをお持ちの方は少ない費用でドアップのマクロを楽しむことが可能です。
それでは必要なものを解説していきます。
*Nikonマウントでの説明となります。
広角ズームレンズが効果的
レンズは広角まである、ズームレンズが良いです。
広角ズームをオススメする理由は、撮影倍率を上げることが出来るからです。
広角であれば広角であるほど、倍率が上がります。
何ミリの広角で倍率が何倍か?ということわ正直わかりません。
作例の写真は、24-70mmのレンズを逆さまに付けた状態で、こっちが70mmに近い方
でこっちが24mmに近い方です。
広角ズームはこちら。(amazonの広角ズーム一覧へリンクしています)
レンズを逆さまに付ける
レンズがある方は、レンズをカメラbodyに逆さまに付けるだけ。
ご自分でレンズを持っていないとだめですけど、手動で逆さにしても、
体験可能なので是非試してください。
で、その付け方ですが逆さに付ける用のアクセサリーがあります。
これを本体に装着します。
ただし、このままではレンズを装着できません。それはこのアクセサリーの
口径が52mmでレンズ口径が52mmのものしか逆さまに装着ができません。
今回逆さに付けたレンズ(24-70mm)はレンズ口径が77mmです。
そこで、今度はステップダウンリング 77mm→52mm
を使います。
レンズフィルターを装着する要領で装着します。
77mm以外の口径のズームレンズもあるので、必ず確認されることをオススメします。
これでレンズを逆さまに装着することができました。
後ろ玉がむき出し
逆さまに装着すると、本来マウント側に装着される部分(後ろ玉)が向き出し
になります。これは痛い。
なんとしてもフィルターを装着したいところですが、普通では
装着できません。なので、またまたアクセサリーを使います。
です。これを装着すると後ろ玉に52mmのフィルターを装着することが可能です。
これで心おきなくガンガン被写体に近寄ることができますよ。
注意点とおまけ
ここまでの手順で問題なく、撮影することは可能ですが、
ピント合わせは、かなりシビアになります。絞りも手動でBR-6の黒いレバーで
操作することになります。
がこれを解消する方法として
でシャッターと絞りの操作を連動させることが可能になります。
シャッターと連動させなくても、不便に感じないのであればAR-3を使えば絞りのみ
手元で操作し、シャッターはカメラ本体で切る。
なんてことも可能です。
普通のマクロでは味わえない超マクロがまってます。
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