全国的にめちゃくちゃ寒いみたいですね。
僕の地域は雪すら振らず、快晴でしたが、とにかく冷える。
いつもは会社に到着してからスマニューでざっくり気になる
情報に目を通しています。
スマニューってなんだって方はアプリを御覧ください↓
(グノシーよりスマニュー派です)
で大好きなスマニューを見ていたのですが、寒すぎて
スマホをいじる手がかじかんでどうにも。
会社の通路は息が白いわけですよ(笑)
コンチクショー!!と思っていた時に目に止まった記事がこれです。
人生で初めて目がテンになりました
投資に興味があれば、聞いたこともあろう名前だと思います。
イングランド銀行を破産させた男との異名をもつソロス氏です。
いやーもう、衝撃すぎて4回くらい読み直しましたよ!
「いま金融市場に目を向けると、深刻な課題が見つかる。それは私に2008年の危機を思い起こさせる」
「われわれはとても深刻な問題に直面している。それは危機と呼べるものである。それはいま始まったばかりである」「投資家に対してガイダンスをするとすれば、とてもとても用心深く、とてもとても慎重になるべきということだ」
現代ビジネスより
これが、ソロス氏の発言だ。
で、4回目でこれってそもそもいつの話??
記事としては今日のものみたいだけど。 っておもって、もう一度読み返し。
発言は1月7日のよう。
そして、4ページまで読み進めていくのですが、、、
以降はソロス氏の発言はなく、経済アナリストや投資顧問、証券会社の方が
1ドル105円や、デフレが再燃するなど、いろいろ語られているわけです。
で、なんやかんやで読み進めると、
証券会社幹部の間では、さっそく次のXデーの日付まで語られ始めた。
日本株暴落のXデーは3月16日
現代ビジネスより
ということで、14000円→9000円までのシナリオが描かれています。
根拠なきことは信じるに値しない
たしかに、記載があることは間違っていないでしょう。
シナリオとしての可能性は否定できません。
しかし、ここ最近の暴落要因であると推測されるオイルマネーの売りに
一切触れられておりません。
原油価格が安定してくると、戻ってくることも考えられます。
ソロス氏の発言は確かに正解で暴落しておりますが、その他大勢が、
その発言に便乗して、やいのやいの騒いでいるようにしか読めなくなりました。
原油価格下落の4つの要因
外務省:1日あたりの石油の消費量の多い国
出典:「BP世界エネルギー統計2014」(石油消費(2013年)より
少しデータ古いかもしれませんが、石油の消費が多い国のランキングです。
- 中国の景気後退
- アメリカのシェールオイル
- FRBの利上げによるアメリカの景気後退
- 中東の経済制裁解除
メインとなるものはこの4つが挙げられます。
簡単にいうと、景気が悪くなり中国の石油消費量は減るけど、
中東の原油の輸出、やシェールオイル増産により、供給過剰となる。
また、アメリカの利上げにより新興国の投資マネーがアメリカに
流入します。
結果、新興国は外貨が少なくなり景気が悪くなり原油の消費が落ち込みます。
究極的にいうと、世界経済のバランスがよくない。
だから、このバランスをいかに正常化させるかがポイントだと思うのですが、
まったくこのような背景に触れずに9000円のシナリオのみを全面にだすとは。
落ち着いて読めばいいわけですが、ソロス氏がっていうから。。。
目がテンになってなかなかちゃんと、読めませんでした。
www.switch-push.com こちらの記事もどうぞ。
じゃぁ日本株は安心なのか?
需要と供給は必ずバランスが取れる場所があります。
このような情報もあります。
僕の結論としては、原油価格は安い価格でバランスが取れ始めると
日本経済はアメリカの利上げに釣られることなく
順調に回復するのではないかと思っています。
なので、買うなら業績がよく未来のある企業。
外部要因のみで売られている株が狙いかもしれません。
投資はあくまで自己判断で
ながながとすみませんでした。
記事内容を否定するつもりも、議論するつもりもありません。
投資をしている限り、リスクはつきものです。
様々な情報があふれる中で取捨選択するのはご自身です。
元ネタの記事をよみ、慌てて狼狽売りをすることがないように。

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